最強の自重トレ プリズナートレーニング BIG6 全メニューのやり方
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自重トレーニングの技術が集約された最強の書籍「プリズナートレーニング」。
この記事では1冊目に掲載されている全メニューを動画付きで紹介していきます。あなたの肉体づくりの参考になれば幸いです。
目次
- プッシュアップシリーズ 全10ステップ
- スクワットシリーズ 全10ステップ
- プルアップシリーズ 全10ステップ
- レッグレイズシリーズ 全10ステップ
- ブリッジシリーズ 全10ステップ
- ハンドスタンドプッシュアップシリーズ 全10ステップ
- まとめ
プッシュアップシリーズ 全10ステップ
マスターステップであるワンアームプッシュアップまで辿り着いている人間はほんの一握り。
腕や胸筋の強さだけでなく体幹の強さも求められる、まさに究極の筋トレです。
1.ウォールプッシュアップ
Wall(壁)+Pushup(プッシュアップ)=Wall Pushup
いわゆる「壁腕立て」です。

筋力的にはたいしたことないと思いきや、上級の基準を目指すとなると意外と効きます。
【やり方】
1.脚を揃えて壁の前に立つ
2.肩幅に開いた手を壁につける
3.額が壁につくまで腕を曲げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 50回×3セット
ウォールプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. インクラインプッシュアップ
Incline(傾ける)+Pushup(プッシュアップ)=Incline Pushup
身体を45度に傾ける「斜め腕立て伏せ」です。

重力がかかった瞬間に負荷が一気に増します。次のステップ以降のプッシュアップほどではありませんが、身体を支える力も必要になってくるので、体幹にも効果ありです。
【やり方】
1.対象物に手を置く
2.脚を引いて腕立て伏せの体勢になる
3.胸が対象物に触れるまで身体を下げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 40回×3セット
インクラインプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
3. ニーリングプッシュアップ
Kneeling(膝立ちの)+Pushup(プッシュアップ)=Kneeling Pushup
そのまま「膝立ち腕立て伏せ」です。

女性向けに紹介されることの多いこのプッシュアップ。けど体幹を真っ直ぐに維持しながらのニーリングプッシュアップはなかなか効きます。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.体幹を真っ直ぐにする
3.拳1つ分の高さまで身体を下げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 30回×3セット
ニーリングプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
4. ハーフプッシュアップ
Half(半分)+Pushup(プッシュアップ)=Half Pushup
「ハーフ腕立て伏せ」です。

文字通り、半分の深さまで下りる腕立て伏せ。深く下りないので楽かと思いきや、意外と途中でのキープが難しいです。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.脚を下げて身体をまっすぐにする
3.半分の高さまで身体を下げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 12回×2セット
■上級 25回×2セット
ハーフプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
5. フルプッシュアップ
Full(完全)+Pushup(プッシュアップ)=Full Pushup
「完全な腕立て伏せ」です。

完全に下まで身体をおろす腕立て伏せ。反動を使わずボトムポジションから抜け出すには相当な筋力が必要になります。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.脚を下げて身体をまっすぐにする
3.床から拳1つの高さまで身体を下げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 12回×2セット
■上級 15回×3セット
フルプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. クローズプッシュアップ
Close(閉じる)+Pushup(プッシュアップ)=Close Pushup
「(手を)閉じた腕立て伏せ」です。

手の幅をフルプッシュアップよりも深くすることで、上腕三頭筋への負荷を増やします。もちろん、その他の筋肉への負荷も増加。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.両手の人差し指を触れ合わせる
3.脚を下げて身体をまっすぐにする
4.床から拳1つの高さまで身体を下げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 20回×2セット
クローズプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. アンイーブンプッシュアップ
Uneven(不均衡な)+Pushup(プッシュアップ)=Uneven Pushup
「凹凸腕立て伏せ」とでも言いましょうか。

バスケットボールなどを用いて腕にかかる負荷のバランスを崩したプッシュアップ。
身体を真っ直ぐにしたまま下ろす筋力と、バスケットボールの上にある腕を安定させる筋力が手に入ります。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.片手をバスケットボールの上に乗せる
3.脚を下げて身体をまっすぐにする
4.ボールに乗せた手が胸に触れるまで身体を下げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片腕ずつ)
■中級 10回×2セット(片腕ずつ)
■上級 20回×2セット(片腕ずつ)
アンイーブンプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ハーフワンアームプッシュアップ
Half(半分の)+One(ひとつ)+arm(腕)+Pushup(プッシュアップ)=Half Onearm Pushup
「ハーフ片手腕立て」です。

ご想像どおり、片腕になったことでかなりの負荷が増えています。足を広げるとバランスが取りやすくなりますが、閉じることで体幹も一緒に鍛えることが可能。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.片手を腰の後ろに添える
3.脚を下げて身体をまっすぐにする
4.半分の高さまで身体を下げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片腕ずつ)
■中級 10回×2セット(片腕ずつ)
■上級 20回×2セット(片腕ずつ)
ハーフワンアームプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
9. レバープッシュアップ
Lever(レバー)+Pushup(プッシュアップ)=Lever Pushup
日本語だと「レバー腕立て伏せ」?

なぜこの名前なのかはわかりませんが、プッシュアップのマスターステップである、ワンアームプッシュアップと同じくらいの難易度のようです。
筋力的な負荷は少ないようですが、バスケットボールのバランスをとるのが難しいらしい。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.片手を横においたボールに乗せる
3.脚を下げて身体をまっすぐにする
4.床から拳1つの高さまで身体を下げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片腕ずつ)
■中級 10回×2セット(片腕ずつ)
■上級 20回×2セット(片腕ずつ)
レバープッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
10.ワンアームプッシュアップ
One(ひとつ)+Arm(腕)+Pushup(プッシュアップ)=One Arm Pushup
最強の腕立て伏せ「片手腕立て」です。

その負荷は言わずもがな。このプッシュアップができる人はほとんどいません。その高みへ到達するとどのような肉体になるのか楽しみ。
【やり方】
1.四つん這いになる
2.片手を腰の後ろに添える
3.脚を下げて身体をまっすぐにする
4.床から拳1つの高さまで身体を下げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片腕ずつ)
■中級 10回×2セット(片腕ずつ)
■上級 100回×1セット(片腕ずつ)
ワンアームプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
スクワットシリーズ 全10ステップ
セクシーなお尻、強靱な下半身。
スクワットはそんな美しい下半身を作ってくれます。
ワンレッグスクワットが完璧にできるようになれば、強く、美しい下半身が手に入っていることでしょう。
1. ショルダースタンドスクワット
Shoulder(肩)++Stand(立つ)+Squat(スクワット)=Shoulder Stand Squat
日本語で言うなら「肩立ちスクワット」です。

下半身には体重という負荷は殆どかかりません。が、体勢をキープするのにはかなりの体幹、首の柔らかさが必要に感じるスクワット。
無理なら飛ばしてもいいかも。。。
【やり方】
1.膝を曲げて仰向けに寝転ぶ
2.手で床を押しながら脚を空中に浮かべる
3.手を腰に添えて下半身を支える
4.頭につくまで股関節と膝を曲げる
5.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 50回×3セット
ショルダースタンドスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. ジャックナイフスクワット
Jackknife(ジャックナイフ:90度に曲がるナイフのこと)+Squat(スクワット)=Jackknife Squat
スタートポジションで身体を90度に曲げた「直角スクワット」です。

完全にしゃがみ込むのスクワットですが、身体を前方に倒しながら、移ってきた体重を手で支えます。
手の力を使わずにやることもできてしまうため、手には思い切って体重をかけてしまいましょう。
【やり方】
1.足を肩幅より少し広げて立つ
2.腰を直角に曲げて対象物に手を乗せる
3.ふくらはぎと太ももが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 20回×2セット
■上級 40回×3セット
ジャックナイフスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
3. サポーティドスクワット
Supported(補助された)+Squat(スクワット)=Supported Squat
「補助付きスクワット」?です。

今度は体重はできるだけ前にかからないようにします。
バーを引く力でサポートすることで、スクワットで一番しんどいフィニッシュポジションからの抜け出しが容易です。
【やり方】
1.足を肩幅より少し広げて立つ
2.目の前のバーや机を持つ
3.ふくらはぎと太ももが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 30回×3セット
サポーテッドスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
4. ハーフスクワット
Half(半分)+Squat(スクワット)=Half Squat
そのまま「ハーフスクワット」で通じると思います。

文字通り、半分の深さまで下りるスクワット。
しゃがみこんだ状態からの抜け出しはないものの、ハーフスクワットならではのフィニッシュポジションでの静止はなかなかキツイものがあります。
【やり方】
1.足を肩幅より少し広げて立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももが地面と平行になるまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 35回×2セット
■上級 50回×2セット
ハーフスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
5. フルスクワット
Full(完全)+Squat(スクワット)=Full Squat
日本でも「フルスクワット」と呼ばれています。

完全に下まで身体をおろすスクワット。
フィニッシュポジションからの脱出は地味に見えますが、莫大な筋力が必要になります。身体を前に倒すと負荷が軽くなるので注意。
【やり方】
1.足を肩幅より少し広げて立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももとふくらはぎが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 30回×2セット
フルスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. クローズスクワット
Close(閉じた)+Squat(スクワット)=Close Squat
「脚閉じスクワット」です。

脚を閉じた状態で行うスクワット。
窮屈になり、より下半身の柔軟性が増します。フィニッシュポジションから抜け出すための筋力も、フルスクワットよりも鍛えられる。
【やり方】
1.かかとを付けて立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももとふくらはぎが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 20回×2セット
クローズスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. アンイーブンスクワット
Uneven(不均衡な)+Squat(スクワット)=Uneven Squat
「凹凸スクワット」とでも言いましょうか。

ほとんどワンレッグスクワットです。
フィニッシュポジションからの脱出を上げている脚の力でサポートします。片脚を上げながらなので、さらに足首の柔軟性が増す。
【やり方】
1.片足を前方のボールに乗せて立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももとふくらはぎが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 10回×2セット(片脚ずつ)
■上級 20回×2セット(片脚ずつ)
アンイーブンスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ハーフワンレッグスクワット
Half(半分の)+One(ひとつ)+Leg(脚)+Squat(スクワット)=Half One Leg Squat
「ハーフ片脚スクワット」です。

片脚スクワットの半分バージョン。
負荷に耐えうる筋力が増えるのはもちろんですが、片脚で身体を安定させる力が付きます。取り組み初期は少しずつ重心がぶれ続けるので、回数を求めるよりも、重心を探すのがおすすめです。
裸足でやると感覚掴みやすい。
【やり方】
1.片足を前に伸ばして立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももが地面と平行になるまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 10回×2セット(片脚ずつ)
■上級 20回×2セット(片脚ずつ)
ハーフワンレッグスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
9. アシステッドワンレッグスクワット
Assisted(アシストした)+One(ひとつ)+Leg(脚)+Squat(スクワット)=Assist One Leg Squat
日本語だと「補助付き片脚スクワット」?

片脚スクワットの補助ありバージョンで、フィニッシュポジションからの抜け出す際に、腕の力でアシストします。
サポートが有るところはアンイーブンスクワットと似ていますが、上げている方の脚が休まらないので股関節の屈筋への効果が絶大。
【やり方】
1.片足を前に伸ばして立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももとふくらはぎが触れ合うまでしゃがみ込む
4.横においたボールを手で押しながら元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 10回×2セット(片脚ずつ)
■上級 20回×2セット(片脚ずつ)
アシステッドワンレッグスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
10. ワンレッグスクワット
One(ひとつ)+Leg(脚)+Squat(スクワット)=One Leg Squat
最強のスクワット「片脚スクワット」です。(ピストルスクワットとも言ったり)

自重スクワットの王様、片脚スクワットです。
完全に片脚でしゃがみ込み、純粋な下半身の筋力のみで立ち上がる様は、もはや芸術。私はこれでプリケツを手に入れました。
【やり方】
1.足を前に伸ばして立つ
2.手は好きな位置へ(組むなり前に伸ばすなり)
3.太ももとふくらはぎが触れ合うまでしゃがみ込む
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 10回×2セット(片脚ずつ)
■上級 50回×2セット(片脚ずつ)
ワンレッグスクワットの詳しい解説はこちらからどうぞ。
プルアップシリーズ 全10ステップ
プルアップは人類が使わなくなってしまった背中の筋肉を鍛えていく筋トレです。
最初はなかなかステップが進まず、もどかしい気持ちになるかもしれません。
しかし、木の上で生活していた先祖を持つ私達の遺伝子には、力強くて美しい背中を作るための設計図が記録されています。
継続すればいつか必ず最高の背中が手に入るでしょう。
1. ヴァーチカルプルアップ
Vertical(直立した)+Pull(プルアップ)=Vertical Pull
「直立懸垂」です。

立ったまま行う懸垂。
負荷がほとんどかからないように感じますが、体重を背中と腕へ預ければ効かせることができます。背中の筋肉の動き方を感じることができれば上出来。
【やり方】
1.対象物の前に立つ
2.肩幅に開いた手で対象物を掴み身体を倒す
3.身体を引き上げる
4.元の位置まで身体を下げる
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 50回×3セット
ヴァーチカルプルの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. ホリゾンタルプルアップ
Horizontal(水平な)+Pull(プルアップ)=Horizontal Pull
「水平懸垂」です。

地面に水平になるこのプルアップ。
ここのステップアップが一番キツイです。ホリゾンタルプルでは首の筋力も必要になります。動画ではキツめの角度で行っていますが、まずは角度を浅くしたところからスタートするのがオススメ。
【やり方】
1.膝から腰くらいの高さの対象物に潜り込む
2.肩幅に開いた手で対象物を掴んで体を持ち上げる
3.胸が対象物に触れるまで身体を引き上げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 20回×2セット
■上級 30回×3セット
ホリゾンタルプルの詳しい解説はこちらからどうぞ。
3. ジャックナイフプル
Jackknife(ジャックナイフ:90度に曲がるナイフのこと)+Pull(プルアップ)=Jackknife Pull
スタートポジションで身体を90度に曲げた「直角懸垂」です。

脚の補助がありながらも、身体を引き上げるプルアップ。
身体を引き上げる範囲を広げることで、ホリゾンタルプルよりも可動域が増えます。
場所の確保が難しいと思うので工夫が必要。最悪の場合、クォータープルアップ(ハーフプルアップの半分まで下りるプルアップ)に切り替えるのもありかも。
【やり方】
1.肩幅に開いた手でバーを掴む
2.股関節を直角に曲げ脚を前方に伸ばし対象物に乗せる
3.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 20回×3セット
ジャックナイフプルの詳しい解説はこちらからどうぞ。
4. ハーフプルアップ
Half(半分)+Pull up(プルアップ)=Half Pull up
そのまま「ハーフ懸垂」で通じると思います。

腕を伸ばすことがないので、ずっと緊張しっぱなしの上腕二頭筋が喜びの悲鳴をあげる。
【やり方】
1.肩幅に開いた手でバーを掴む
2.肘が直角に曲がるまで身体を引き上げる
3.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 8回×2セット
■上級 10回×2セット
ハーフプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
5. フルプルアップ
Full(完全)+Pull up(プルアップ)=Full Pull up
一般的な「懸垂」です。

完全に下まで身体をおろすプルアップ。
ボトムポジションでは腕を伸ばしたくなりますが、肘を痛めないように必ず少しは曲げるように。スタートポジションで静止してからの抜け出しにより、筋力大幅アップ。
【やり方】
1.肩幅に開いた手でバーを掴む
2.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
3.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 30回×2セット
フルプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. クローズプルアップ
Close(閉じた)+Pull up(プルアップ)=Close Pull up
「腕閉じプルアップ」?です。

手を閉じた状態で行うプルアップ。
窮屈になりフルプルアップとはまた違う負荷がかかります。次ステップ以降に必要な、体の前に腕を持ってくる技術を身に着けます。丁寧に取り掛かりましょう。
【やり方】
1.手と手の幅を無くしバーを掴む
2.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
3.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 8回×2セット
■上級 10回×2セット
クローズプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. アンイーブンプルアップ
Uneven(不均衡な)+Pull up(プルアップ)=Uneven Pull up
「手首持ち懸垂」とでも言いましょうか。

自分の手首を持つことで、補助がありながらも片手への負荷が増したプルアップ。
中途半端な握力でやると手首が非常に痛いです。しっかりとクローズプッシュアップができるようになってから取り組むのがおすすめ。もしくは、バーハング(バーにぶら下がる筋トレ)で握力を鍛えましょう。
【やり方】
1.片手でバーを掴む
2.もう片方の手で手首を掴む
3.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 7回×2セット(片脚ずつ)
■上級 9回×2セット(片脚ずつ)
アンイーブンプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ハーフワンアームプルアップ
Half(半分の)+One(ひとつ)+Arm(腕)+Pull up(プルアップ)=Half One Arm Pull up
「ハーフ片腕懸垂」です。
(画像:「プリズナートレーニング」より)
ハーフではありますが、完全に片腕でやる懸垂。
片腕にもかかわらずハーフで止めるのは鬼畜のように感じますけど、クリアすればかなりの握力が身についているでしょう。
【やり方】
1.片手でバーを掴む
2.腕が直角に曲がるまで身体を引き上げる
3.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
4.2の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 4回×1セット(片脚ずつ)
■中級 6回×2セット(片脚ずつ)
■上級 8回×2セット(片脚ずつ)
9. アシステッドワンレッグプルアップ
Assisted(アシストした)+One(ひとつ)+Arm(腕)+Pull up(プルアップ)=Assist One Arm Pull up
日本語だと「補助付き片腕懸垂」?
(画像:「プリズナートレーニング」より)
ボトムポジションからの脱出にもう一方の腕の力を借りる、ワンアームプルアップです。
あくまでも、もう一方の腕の力を借りるのはボトムポジションから抜け出すときのみ。アシステッドプルアップができれば完璧なワンアームプルアップはもう目の前。
【やり方】
1.片手でバーを掴む
2.もう片方の手は横に下げたタオルを掴む
3.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
4.元の位置に戻る
【目標回数】
■初級 3回×1セット(片脚ずつ)
■中級 5回×2セット(片脚ずつ)
■上級 7回×2セット(片脚ずつ)
アシステッドワンアームプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
10. ワンアームプルアップ
One(ひとつ)+Arm(腕)+Pull up(プルアップ)=One Arm Pull up
最強のプルアップ「片腕懸垂」です。
(画像:「プリズナートレーニング」より)
これぞプルアップの極み。
完璧なワンアームプルアップができる人は殆どいません。これができる頃には最強の背中の持ち主となっているでしょう。
【やり方】
1.片手でバーを掴む
2.顎がバーを通過するまで身体を引き上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 1回×1セット(片脚ずつ)
■中級 3回×2セット(片脚ずつ)
■上級 6回×2セット(片脚ずつ)
ワンアームプルアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
レッグレイズシリーズ 全10ステップ
レッグレイズをマスターすると、腹筋がゴツゴツと浮かび上がる「地獄のシックスパック」の持ち主となれます。
また、腹筋は下半身の莫大な力を上半身に伝えるために必要な重要なミッドセクション。
腹筋が強くなることで、全身のパワーも上昇します。
1. ニータック
Knee(膝)++Tuck(うずくまる)=Knee tuck
日本語では「膝上げ」とでも言いましょうか?

他のBIG6と比べて少々難易度の高いステップ1です。
徐々に膝が上がらなくなるので、しっかりと膝を上げる意識を持ちましょう。余計な脂肪がなければこれだけでも十分に腹筋に筋が通ります。
【やり方】
1.足を伸ばして椅子に座る
2.座面を持ち体を後ろへ預ける
3.膝を引き上げて額に近づける
4.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 40回×3セット
ニータックの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. フラットニーレイズ
Flat(平らな)+Knee(膝)+Raise(上げ)=Flat knee raise
「膝上げ腹筋」です。

寝転んで行うレッグレイズの第一歩。
フラットな状態からなので、スタートポジションでの静止に腹筋が必要となります。床を押す感覚を掴んで、できる限り腰が反らないようにしましょう。
【やり方】
1.仰向けに寝転ぶ
2.膝を直角に曲げて足を浮かす
3.股関節が直角になるまで膝を曲げたまま脚を上げる
4.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 35回×3セット
フラットニーレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
3. フラットベントレッグレイズ
Flat(平らな)+Bent(曲がった)+Leg raise(レッグレイズ)=Flat bent leg raise
「脚上げ腹筋(脚曲がりバージョン)」です。

脚をニーレイズよりも少し伸ばすことで、腹筋にかかる負荷を強くしたレッグレイズ。
スタートポジションで完全に静止して上げられるようになれば、相当の腹筋が付くでしょう。これも無理して腰を痛めないように注意。
【やり方】
1.仰向けに寝転ぶ
2.膝を45度に曲げて足を浮かす
3.股関節が直角になるまで膝を曲げたまま脚を上げる
4.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 30回×3セット
フラットベントレッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ 。
4. フラットフロッグレッグレイズ
Flat(平らな)+Frog(カエル?)+Raise(上げる)=Flat flog raise
「カエル上げ」?よくわからないです。

フラットベントレッグレイズのトップポジションから脚を伸ばして、ゆっくり通りていくレッグレイズ。トップポジションで足を伸ばすさまがFrog(カエル)ぽいんですかね?
下ろす際に息を吐ききって腹筋を引き締めると、かなり効かせることができます。
【やり方】
1.仰向けに寝転ぶ
2.膝を曲げた状態で股関節が直角になるまで足を上げる
3.足を伸ばしてゆっくりと下げる
4.地面に触れるギリギリまで降りたら2の位置に戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 25回×2セット
フラットフロッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ
5. フラットストレートレッグレイズ
Flat(平らな)+Straight(真っ直ぐな)+Leg raise(レッグレイズ)=Flat straight leg raise
一般的に知られる「脚上げ腹筋」です。

床で行うレッグレイズの最終型。
脚を伸ばしっぱなしで行うので、ハムストリング(裏もも)の柔らかさが重要になってきます。
ちなみに、一回でも綺麗なレッグレイズができるなら、その後の膝曲がりは筋力不足です。回数よりもフォームを大切にしていきましょう。
【やり方】
1.仰向けに寝転ぶ
2.足を伸ばしたまま浮かす
3.股関節が直角になるまで脚を上げる
4.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 30回×2セット
フラットフロッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. ハンギングニーレイズ
Hanging(ぶら下がる)+Knee(膝)+Raise(上げ)=Hanging knee raise
「ぶら下がり膝上げ」です。

ここからはぶら下がったバージョンのレッグレイズ。
握力も必要となってきます。握力が先に限界を迎える場合は、ハンギング系のトレーニングを加えるのがオススメ。
【やり方】
1.バーにぶら下がる
2.太ももが地面と平行になるまで膝を上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
ハンギングニーレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. ハンギングベントレッグレイズ
Hanging(ぶら下がる)+Bent(曲がった)+Leg raise(レッグレイズ)=Hanging bent leg raise
「ぶら下がり脚上げ腹筋(脚曲がりバージョン)」とでも言いましょうか。

フラットベントレッグレイズの時同様に、ハンギングニーレイズよりも腹筋への負荷が増します。
反動を使わないこと、フィニッシュポジションでキープすることを意識できれば、腹筋への効果大。
【やり方】
1.バーにぶら下がって膝を45度に曲げる
2.太ももが地面と平行になるまで膝を上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
ハンギングベントレッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ハンギングフロッグレイズ
Hanging(ぶら下がる)+Frog(カエル?)+Raise(上げる)=Hanging flog raise
「ぶら下がりカエル上げ」?

ぶら下がり重力の向きが変わったことで、フラットフロッグレイズよりもかなり効きます。
他のレッグレイズが0→1で力を生み出すとしたら、ハンギングフロッグレイズは1→0をどれだけ耐えられるかという感じ。
【やり方】
1.バーにぶら下がって膝を45度に曲げる
2.太ももが地面と平行になるまで膝を上げる
3.足を伸ばしてゆっくりと元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
ハンギングフロッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
9. パーシャルストレートレッグレイズ
Partial(一部の)+Straight(真っ直ぐな)+Leg raise(レッグレイズ)=Partial straight leg raise
日本語だと「部分的な脚上げ腹筋」ですかね?

斜めの状態がボトムポジションになるレッグレイズ。
スタートポジションを維持し、脚を上げきることで強靭な腹筋身にまといます。
しかし、ボトムポジションから上げる動きがない分、爆発的な筋力は少なくてOK。どちらかと言うと、筋持久力が鍛えられるかと。
【やり方】
1.バーにぶら下がって股関節を45度に曲げる
2.太ももが地面と平行になるまで膝を上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
パーシャルストレートレッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
10. ハンギングストレートレッグレイズ
Hanging(ぶら下がる)+Straight(真っ直ぐな)+Leg raise(レッグレイズ)=Hanging straight Leg raise
最強の腹筋運動である「ぶら下がり脚上げ腹筋」です。

レッグレイズの境地。
反動を一切使わないハンギングストレートレッグレイズは芸術物です。身体をどれだけ揺らさずにできるかチャレンジしましょう。ボコボコに割れた地獄のシックスパックが仕上がります。
【やり方】
1.バーにぶら下がる
2.太ももが地面と平行になるまで膝を上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片脚ずつ)
■中級 10回×2セット(片脚ずつ)
■上級 50回×2セット(片脚ずつ)
ハンギングストレートレッグレイズの詳しい解説はこちらからどうぞ。
ブリッジシリーズ 全10ステップ
脊椎を守るための柔軟で強靭な背中は、もしもの時にあなたを守ってくれる最後の砦。
そして後ろ姿も惚れ惚れするほど美しくしてくれます。
1. ショートブリッジ
Short(短い)+Bridge(ブリッジ)=Short bridge
「小ブリッジ」です。

立ちブリッジへの道は、普段はあまり意識しない背筋を意識するところからのスタート。
似たトレーニングにヒップリフトがありますが、これはブリッジ。背筋を使ってあげるのを意識しましょう。このブリッジで背筋の使い方を体で感じます。
【やり方】
1.仰向けに寝転び膝を曲げる
2.体幹が直線になるまで腰を上げる
3.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 25回×2セット
■上級 50回×3セット
ショートブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. ストレートブリッジ
Straight(まっすぐな)+Bridge(ブリッジ)=Straight bridge
「直線ブリッジ」とでもいいますか。

動画のように身体を真っ直ぐ(ストレート)にするブリッジです。
これは背筋よりも上腕三頭筋(二の腕)への負荷が凄いです。ストレートブリッジができるようになれば次のステップに備えた背筋ができるばかりか、二の腕も引き締まるでしょう。
【やり方】
1.足を前方に伸ばして座る
2.手を腰の少し後ろに置く
3.体幹が直線になるまで腰を上げる
4.元の位置まで戻る
【目標回数】
■初級 10回×1セット
■中級 20回×2セット
■上級 40回×3セット
ストレートブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
www.ae-log.com
3. アングルドブリッジ
Angled(角のある)+bridge(ブリッジ)=Angled bridge
日本語に訳すと「角ブリッジ」?

椅子などを使うことでフリッジホールドまでの距離を少なくしたブリッジ。「クォーター(4分の1)ブリッジ」とかでもいいと思います。
ブリッジホールドで1秒止めるのが鍛えるコツ。徐々に柔軟性が増してきます。
【やり方】
1.椅子やベッドに座る
2.身体を前へやり股関節を椅子から離す
3.頭の両隣に手を置く
4.頭が椅子から離れるまで股関節を上げる
5.3の位置へ戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 30回×3セット
アングルドブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
4. ヘッドブリッジ
Head(頭)+bridge(ブリッジ)=Head bridge
「頭ブリッジ」です。

ブリッジのボトムポジションで頭を立てて使うことで、ブリッジの可動域を減らしたブリッジ。
アングルドブリッジよりも可動域は広いので、さらに背中の筋力と柔軟性が増します。頭の下にタオルを引くのを忘れずに。
【やり方】
1.仰向けに寝転び膝を曲げる
2.手を頭の横に置く
3.一度ブリッジをかけて頭頂を地面につける
4.股関節を押し上げる
5.3の位置へ戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 25回×2セット
ヘッドブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
5. ハーフブリッジ
Half(半分)+bridge(ブリッジ)=Half bridge
「ハーフブリッジ」です。

ヘッドブリッジよりも更に深さが増したハーフブリッジ。
完全な地面からのブリッジに比べては負荷は少ないですが、それでも十分背中が鍛えられます。逆に中途半端に支えるボトムポジションがフルブリッジでは鍛えられない筋力を鍛えてくれたり。
ボールが転がっていくのが面倒なときは本などで代用するのがオススメ。
【やり方】
1.ボールの上に仰向けに寝転び膝を曲げる
2.手を頭の横に置く
3.股関節を押し上げる
4.2の位置へ戻る
【目標回数】
■初級 8回×1セット
■中級 15回×2セット
■上級 20回×2セット
ハーフブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. フルブリッジ
Full(完全な)+bridge(ブリッジ)=Full bridge
お待ちかねの「ブリッジ」です。

ステップ6で辿り着くのが完全なブリッジ。
ここで気長に丁寧にブリッジをかけることで、どんどん柔軟性が増してゆきます。前ももの柔らかさは今後のステップで活躍するので、じっくりと伸ばしてゆきましょう。
【やり方】
1.仰向けに寝転び膝を曲げる
2.手を頭の横に置く
3.股関節を押し上げる
4.2の位置へ戻る
【目標回数】
■初級 6回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
フルブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. ウォールウォーキングブリッジ(下り)
Wall(壁)+Walking(歩く)+bridge(ブリッジ)=Wall wakling bridge(Down)
「壁下りブリッジ」が相応しいかと。

文字通り、壁伝いに歩いてゆくブリッジです。
最初は壁の近くから初めて、徐々に脚を前に出していきましょう。無理せずに下りれるところまででOK。
ブリッジホールドをかけて身体を柔らかくしながら、徐々に下りれる範囲を広げていくとそのうちできるようになります。
【やり方】
1.壁の前に立つ
2.股関節を前に押しやり背中を曲げていく
3.壁が見えたら壁に手を付ける
4.手で壁を歩きながらブリッジの体勢へ
5.背中を床につけて立ち上がり1へ戻る
【目標回数】
■初級 3回×1セット
■中級 6回×2セット
■上級 10回×2セット
ウォールウォーキングブリッジ(下り)の詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ウォールウォーキングブリッジ(上り)
Wall(壁)+Walking(歩く)+bridge(ブリッジ)=Wall wakling bridge(Up)
「壁歩きブリッジ」が相応しいかと。

さっきのウォールウォーキングブリッジ(下り)のあとに動作を反転して、元の位置まで帰ってゆくブリッジです。
立ちブリッジの補助付きと思うと良いかと。これができる頃には相当の柔軟性と筋力が手に入っています。
【やり方】
1.壁の前に立つ
2.股関節を前に押しやり背中を曲げていく
3.壁が見えたら壁に手を付ける
4.手で壁を歩きながらブリッジの体勢へ
5.動きを逆転して1へ戻る
【目標回数】
■初級 2回×1セット
■中級 4回×2セット
■上級 8回×2セット
ウォールウォーキングブリッジ(上り)の詳しい解説はこちらからどうぞ。
9. クロージングブリッジ
Closing(閉じてゆく)+bridge(ブリッジ)=Closing bridge
日本語だと「閉じブリッジ」?

立ちブリッジの一歩手前の段階。立ち→ブリッジ→お終いの順で「閉じてゆく」ブリッジです。
ウォールウォーキングブリッジが上級の基準をいっているなら、クロージングブリッジも肉体的には問題ないはず。克服するのは恐怖心だけです。初めてできたときは感動しますよ。
【やり方】
1.足を開いて立つ
2.股関節を前に押しやり背中を曲げていく
3.床が見えたら手を肩と頭を超えて伸ばす
4.ブリッジの体勢へ
5.背中を床につけて立ち上がり1へ
【目標回数】
■初級 1回×1セット
■中級 3回×2セット
■上級 6回×2セット
10. スタンド・トゥ・スタンド・ブリッジ
Stand to Stand(「立ち」から「立ち」への)+bridge(ブリッジ)=Stand to stand bridge
ブリッジの究極系「立ちブリッジ」です。

不安定な姿勢に耐える強靭さと、身体を湾曲させてゆく柔軟性のある背筋を持ち合わせたものにだけに与えられた、最高の背筋トレーニング。
最初は脚を肩幅よりも広げて、身体を倒すに合わせてつま先も外旋させてゆくとやりやすいです。まずは立ちブリッジの感覚を掴んで、底から徐々に足を閉じてゆくのがオススメ。
【やり方】
1.足を開いて立つ
2.股関節を前に押しやり背中を曲げていく
3.床が見えたら手を肩と頭を超えて伸ばす
4.ブリッジの体勢へ
5.動きを逆転して1へ戻る
【目標回数】
■初級 1回×1セット
■中級 3回×2セット
■上級 30回×2セット
スタンドトゥスタンドブリッジの詳しい解説はこちらからどうぞ。
ハンドスタンドプッシュアップシリーズ 全10ステップ
最強の肩を作るハンドスタンドプッシュアップシリーズ。
その極みに辿り着くのは簡単な道ではないでしょう。しかし、チャレンジする価値のある道です。
私は生涯をかけて目指していきます。
あなたも一緒にどうですか?
1. ウォールヘッドスタンド
Wall(壁)+Head(頭)+Stand(立つ)=Wall head stand
「壁三点倒立」です。

まずは逆さまになることに慣れるのがウォールヘッドスタンド。
プッシュアップがステップ6までいっていないと、首への負担が大きくなります。まずは、プッシュアップをじっくり取り組みましょう。
クローズプッシュアップ(プッシュアップ6)ができるなら、出来るだけ腕の力を使って体を支えます。
【やり方】
1.肩幅に開いた手と頭を壁の前につける
2.利き足を曲げて肘に近づける
3.地面を蹴り両方の足を壁につける
4.身体を整列させてキープする
【目標秒数】
■初級 30秒
■中級 1分
■上級 2分
ウォールヘッドスタンドの詳しい解説はこちらからどうぞ。
2. クロウスタンド
Crow(カラス)+Stand(立つ)でCrow stand
日本だと「カエル倒立」なんて呼ばれています。

なぜクロウスタンド(カラス立ち?)なのかわかりませんが、なかなか効きます。
重心を安定させる感覚を学ぶのにもってこいのステップです。記録を伸ばすのもいいですし、クロウスタンドの最中に重心を動かしてみて、しっくり来る場所を探すのもオススメ。
【やり方】
1.肩幅に開いた手を床につける
2.肘の外側に膝を付ける
3.身体を前方へ傾けて足を浮かす
4.目標の秒数までキープする
【目標秒数】
■初級 10秒
■中級 30秒
■上級 1分
クロウスタンドの詳しい解説はこちらからどうぞ。
3. ウォールハンドスタンド
Wall(壁)+Hand stand(逆立ち)=Wall hand stand
いわゆる「壁倒立」です。

昔懐かしい壁倒立。
小さかった頃に比べて身体が重くなった分、難易度が上がっています。
ですが、地道に継続すれば、健康な肩が手に入るほか、内臓の位置が正しい位置に戻ったり、血の巡りが良くなったりする、最高のトレーニングです。
【やり方】
1.肩幅に開いた手を壁の前につける
2.利き足を曲げて肘に近づける
3.地面を蹴り両方の足を壁につける
4.身体を整列させてキープする
【目標秒数】
■初級 30秒
■中級 1分
■上級 2分
ウォールハンドスタンドの詳しい解説はこちらからどうぞ。
4. ハーフハンドスタンドプッシュアップ
Half(半分)+Hand stand(逆立ち)+Push up(ハンドスタンドプッシュアップ)=Half hand stand push up
「ハーフ逆立ち腕立て伏せ」です。

文字通り、半分の深さまで下りる逆立ち腕立て。
ハンドスタンドプッシュアップでは頭が下につくまでなので、意外と半分の深さは浅いです。最初は曲げるのも難しく、かなり肩が鍛えられます。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.半分の高さになるまで腕を曲げる
3.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 20回×2セット
ハーフハンドスタンドの詳しい解説はこちらからどうぞ。
5. ハンドスタンドプッシュアップ
Hand stand(逆立ち)+Push up(腕立て伏せ)=Hand stand push up
「逆立ち腕立て」です。

頭をおろせるところまで下ろす逆立ち腕立て。
ボトムポジションから抜け出すのに、爆発的な筋力が必要となります。下ろしていくのも力が必要なので、まずは下ろすことから始めるといいかも。
これができるだけでも常人離れした肩が手に入るでしょう。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.頭が床に触れるまで腕を曲げる
3.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 10回×2セット
■上級 15回×2セット
ハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
6. クローズハンドスタンドプッシュアップ
Close(閉じた)+Hand stand(逆立ち)+Push up(腕立て伏せ)=Close hand stand push up
「手閉じ逆立ち腕立て」です。

手を閉じた状態での逆立ち腕立て。
片手腕立ての前準備なわけですが、手の幅が狭くなったことで、腕の踏ん張りが効きづらくなります。本当にキツイステップになるので、時間をかけて攻略していきましょう。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.指先が触れ合わせる
3.頭が手に触れるまで腕を曲げる
3.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット
■中級 9回×2セット
■上級 12回×2セット
クローズハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
7. アンイーブンハンドスタンドプッシュアップ
Uneven(不均衡な)+Hand stand(逆立ち)+Push up(ハンドスタンドプッシュアップ)=Uneven hand stand push up
「凹凸逆立ち腕立て伏せ」とでも言いましょうか。

アンイーブンプッシュアップと同様に、バスケットボールなどを使って腕へ掛かる負荷をバラバラにした逆立ち腕立て。
片手へかかる負荷がかなり増え、肩を始めとする筋肉を大幅に鍛えてくれます。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.手を横に置いたボールなどの対象物に乗せる
2.頭が床に触れるまで腕を曲げる
3.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 5回×1セット(片腕ずつ)
■中級 8回×2セット(片腕ずつ)
■上級 10回×2セット(片腕ずつ)
アンイーブンハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
8. ハーフワンアームハンドスタンドプッシュアップ
Half(半分の)+One(ひとつ)+arm(腕)+Hand stand(逆立ち)+Push up(ハンドスタンドプッシュアップ)=Half one arm hand stand push up
「ハーフ片手逆立ち腕立て」です。

片手の逆立ちができるだけでも凄いのに、更にそこから腕を曲げるという高負荷の筋トレ。
最初は全く曲がらないと思うので、転倒に気をつけて少しずつ曲げていきましょう。これを乗り越えれば完璧な片手逆立ち腕立てまであと少し。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.片方の手を伸ばしながら壁につける
3.半分の高さになるまで腕を曲げる
4.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 4回×1セット(片腕ずつ)
■中級 6回×2セット(片腕ずつ)
■上級 8回×2セット(片腕ずつ)
ハーフワンアームハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
9. レバーハンドスタンドプッシュアップ
Lever(レバー)+Hand stand+Push up(ハンドスタンドプッシュアップ)=Lever hand stand push up
日本語だと「レバー逆立ち腕立て伏せ」?

レバーの意味はよくわかりませんが、ハーフハンドスタンドプッシュアップよりも深く曲げることによって負荷が増しています。
ボトムポジションからの抜け出しが一番筋力を使うので、補助の手を使うタイミングを合わせましょう。
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.片方の手を伸ばしながら横においたボールに乗せる
3.頭が床につくまで腕を曲げる
4.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 3回×1セット(片腕ずつ)
■中級 4回×2セット(片腕ずつ)
■上級 6回×2セット(片腕ずつ)
レバーハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
10. ワンアームハンドスタンドプッシュアップ
One(ひとつ)+Arm(腕)+Hand stand+Push up(ハンドスタンドプッシュアップ)=One arm hand stand push up
片手腕立てをも超える自重トレ「片手逆立ち腕立て」です。
その負荷は言わずもがな。これができる強靱な肉体を持つ人間はほとんどいないでしょう。
プリズナートレーニングの書籍には、この境地に至るまでに3年くらいが必要だと記されています。
3年を長いと感じるか、たった3年でこの肉体が手に入ると考えるか。あなたはどっち?
【やり方】
1.ウォールハンドスタンドの体勢になる
2.片方の手を伸ばしながら壁につける
3.頭が床につくまで腕を曲げる
4.腕で身体を押し上げて元の体勢に戻る
【目標回数】
■初級 1回×1セット(片腕ずつ)
■中級 2回×2セット(片腕ずつ)
■上級 5回×2セット(片腕ずつ)
ワンアームハンドスタンドプッシュアップの詳しい解説はこちらからどうぞ。
まとめ
以上、最強の自重トレ プリズナートレーニングのBIG6全メニューのやり方でした。ぜひ参考にしてみてください。
最後に各トレーニングへのリンクを一覧で張っておきます。
■プッシュアップシリーズ
■スクワットシリーズ
■プルアップシリーズ
■レッグレイズシリーズ
■ブリッジシリーズ
■ハンドスタンドプッシュアップシリーズ