手作り生はちみつ化粧水の作り方をご紹介!1日あたりたったの1円で出来ちゃいます。
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「肌の乾燥がヤバイ」
「お金をかけずにいい肌を手に入れたい」
今回はそんなあなたのための記事です。
はちみつ化粧水って知ってますか?
はちみつ活用の教科書とも言える「ひとさじのはちみつ」に載っている、はちみつを使った化粧水のことです。
作り方は水に少量のはちみつを混ぜるだけという、めっちゃ簡単なもの。ですが、これを使ってから、肌を褒められることが多くなりました。(なんだかんだで嬉しい笑)
そして何よりも安いのが魅力的。
てなわけで、今回ははちみつ化粧水が肌に良い仕組みと、その作り方を紹介していきます。
「仕組みなんてどーでもええわー」
って人は、目次からレシピまで直行してくださいな。
目次
- 目次
- お肌の保湿力の仕組み
- 高級化粧品並みの保湿力
- 高い殺菌力でにきび予防
- 生きた栄養を肌で食べる
- 生はちみつ化粧水レシピ
- 不安なら使う前にパッチテストを
- はちみつ王子からあなたへ
- 今回使ったはちみつ
お肌の保湿力の仕組み
まずは、肌の保湿の仕組みから見ていきましょう。
肌の保湿には、4つの物質が活躍しています。
それが、
・角質細胞
・細胞間脂質
・皮脂膜
・NMFアミノ酸
角質細胞とは、
細胞核を失った死んだ細胞のこと。
お肌の最も表面で体全体を守る盾のような役割を果たします。
細胞間脂質とは、
角質細胞の周囲を埋めるセラミドなどの脂質のこと。
細胞の間に水分を引き込み、角質細胞からの水分流出を防ぐ防波堤のようなものです。
皮脂膜とは、
汗と皮脂が混ざり合った天然のクリーム。
お肌の表面を覆う事によって、水分蒸発を防いでくれるフタのような感じです。
NMFアミノ酸とは、
角質細胞内にある保湿因子。
空気中の水分と結合し、結合水という蒸発しにくい水分を作って、水分を細胞内に保持してくれます。
角質細胞内で、NMFアミノ酸が水分を保持し、細胞間脂質が保持した水分を囲い込み、皮脂膜が水分が逃げないようにフタをする。
難しいことは置いておいて、
・肌を外から守る盾の役割
・水分を細胞内に保つ役割
・その周りに壁を作る役割
・さらに蓋をする役割
この4つのシステムで、あなたのお肌はみずみずしく保たれているわけです。
高級化粧品並みの保湿力
先に説明した4つの物質のうち、生はちみつが最も得意とするのは、NMFアミノ酸の役割。空気中の水分と肌内の水分をくっつけて、蒸発しにくい結合水にすることで、お肌をみずみずしく保ってくれるやつです。
その吸水力は、高級化粧品にもよく使われている「グリセリン」という物質と同レベル。
①化粧品や化粧水の基本成分としてのグリセリン
グリセリンは、その吸水性から化粧品の基本成分として汎用されています。
とくに化粧水にはよく使われますし、それはエイジングケア化粧水であっても同じです。
もちろん、美容液や保湿クリームでもよく使われます。
グリセリンの保湿は、その吸水性にあって、天然保湿因子(NMF)などと同じ特性によって保湿効果をもたらします。
他にも、肌の保湿力が高まることで、肌のターンオーバーを促すので、ピーリング効果もあるんだとか。
肌が乾燥すると肌を構成している角質が硬くなってきます。それが肌のごわつきを引き起こす原因となっていまいます。角質が硬くなることで肌のターンオーバーも乱れやすくなってしまいます。
肌のターンオーバーが起こることで古い角質から新しい角質に生まれ変わり、古い角質とともにシミやくすみといった肌のトラブルも剥がれ落ちていくのです。
さらには新しい角質とともに肌の潤いも生まれます。肌の水分量とバリア機能を維持してくれているのです。
このグリセリンと同じ力が生はちみつには含まれています。
高い殺菌力でにきび予防
生はちみつの優れた特徴のひとつである殺菌作用。
その殺菌作用は、化粧水にしても健在で、にきびの原因となるアクネ菌を始めとする悪玉菌を退治してくれます。
加熱していない生はちみつには、グルコン酸が多く含まれており、このグルコン酸が過酸化水素という物質に変わります。
過酸化水素とは、傷口を消毒する薬として有名なオキシドールに使われている成分。
この生はちみつの殺菌力のいいところは、悪玉菌だけを殺菌して、善玉菌を残しておいてくれるところです。
つまり、
ニキビなどの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌だけを退治してくれます。
また、はちみつに含まれる糖分には肌を整える働きがあり、ビタミンB1には皮膚の血行を良くし、新陳代謝を高める働きもあるので、ニキビ跡にも効果的です。
生きた栄養を肌で食べる
生はちみつの良いところは、何と言っても、栄養満点なところ。
たとえば、
生はちみつに含まれるミネラルや抗酸化物質は、肌の老化を遅らせてくれます。他にも、ビタミンCには、メラニンの発生を防いでシワやシミを防いでくれる効果があります。
要は、生はちみつを化粧水に取り入れることで、肌に栄養を与えて、肌の劣化を防いでくれるということ。
さらにさらに、生はちみつが含む栄養は、そこら辺のサプリメントや人工的な栄養と違って、吸収の効率がいいです。
生はちみつは以上の、保湿力、殺菌力、栄養の3つの力で、
肌を保湿してモチモチに保ち、悪玉菌を殺菌してニキビを予防し、肌に栄養を与えて肌の劣化を抑えてくれます。
生はちみつ化粧水レシピ
では、ここからは具体的なはちみつ化粧水の作り方に移ります。
用意するもの
保存容器
生はちみつ 小さじ1/2
精製水 100ml(浄水器で代用)
ビタミンC ほんの少し(なかったので抜き)
精製水なんてもの持っていないので、いつも浄水器の水で代用しています。ビタミンCもないときは抜きで。
作り方
1. 保存容器を煮沸消毒して冷ます
2. 全ての材料を混ぜる
3. 冷蔵庫で冷やして完成
生はちみつは薄めると発酵が進む場合があるので、絶対に冷蔵庫で保存してください。
また、生はちみつ化粧水には、市販の化粧水と違って保存料が入っていません。必ず1ヶ月以内に使い切ってください。
かかった費用
保存容器 ?(シェアハウスで譲り受けたものを使用)
生はちみつ 小さじ1/2(3g)=27円(まじめな蜂蜜 熊野水木1450円/160gを3g)
精製水 100ml=0円(浄水器使用)
ビタミンC ほんの少し=ほぼ0円(今回は使ってません)
1回あたりたったの30円できれいなお肌が手に入ります。
仮に1ヶ月保たせれば、1日あたり1円。
最初だけ保存容器代が必要ですが、保存容器はプラスチックのものなら100円ほど手に入りますし、何ならペットボトルに入れておいてもOKです。
よく、はちみつ化粧水の話をすると、
「こんなに良いはちみつをそんな使い方するなんてもったいない!!」
って言う人もいます。
気持ちもわかりますが、実際には、1日あたり1円分の生はちみつなわけです。
たったそれだけで、きれいな肌に近づけるわけですから、めっちゃ安いと思いませんか?
不安なら使う前にパッチテストを
お肌にも、ものすごい効果を発揮する生はちみつ。
ですが、たまに肌に合わない方もいらっしゃいます。心配な方はパッチテストをやってから使うようにしてください。
~パッチテストの方法~
①清潔な肌に、はちみつ化粧品または、はちみつを1滴程度、二の腕の内側に塗ります。
②そのまま1日様子をみます。
③塗った二の腕部分にかゆみ・赤み・痛みなどが出ていないか確認します。
はちみつ王子からあなたへ
私は昔から、にきびが出来やすかったので、いくつかの化粧水を試してきました。(主にメンズ化粧水)
ですが、今はこの生はちみつ化粧水を愛用しています。
理由は単純。
コスパがめっちゃ良いからです。
はちみつ化粧水を使ってから肌を褒められることも増えましたし、金額で言うならば、1個にかかる費用は、たったの30円。
作るのも簡単なので、残りの量も気にせずガンガン使えます。
ぜひぜひ、はちみつ化粧水で、ぷるぷるモチモチのきれいなお肌手に入れちゃってください!
今回使ったはちみつ
今回使ったのは、熊野水木という花の生はちみつです。
三重にある熊野古道に咲いているハナミズキで、「熊野水木」。今まで出会ったはちみつの中で、一っっっっっっっ番!香りが良いはちみつです。
まるでアロマのようなマスカットのような爽やかな香りが、化粧水にもよく合います。
ここから買えるので、欲しい方はどうぞ!