腸内環境を整える食べ物なら生はちみつ!おすすめレシピは生蜂蜜アボカドヨーグルト
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「お腹の調子を良くしたい!」
「腸内フローラってどうすれば良くなるの?」
「腸内環境を整えると何が良いの?」
、
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これはそんなあなたのために記事。
最近噂の腸内環境さん。
その腸内環境さんを良くするのにも、生はちみつって、めっちゃ優秀なんです。
この記事では、「生はちみつが腸内環境を良くする仕組み」をまとめました。その仕組を理解し実践するだけで、あなたの腸内環境は確実に良い方向へ向かいます。
ぜひ、最高の腸内環境を手に入れちゃってください!
目次
- 目次
- なぜ腸内環境を整えるのが大切なのか
- 日和見菌を味方にすべし
- 善玉菌を増やすオリゴ糖
- グルコン酸も善玉菌のエサに
- 酵素による悪玉菌抑制
- おすすめレシピは生はちみつヨーグルト
- はちみつ王子からあなたへ
なぜ腸内環境を整えるのが大切なのか
まずは、なぜ腸内環境を整えることが大切なのかを見ていきましょう。
私たち生命が生まれる際に、脳よりも先に作られるという腸。
そんな腸は第二の脳と呼ばれており、あなたの体の健康を守る重要な役割を果たしています。
その役割は大きく分けると3つ
1. エネルギー補給
2. 免疫向上
3. 幸せホルモン分泌
エネルギー補給
人間は生きていくためのエネルギーを自分の体の中だけでは生み出せず、食べ物を通して外から必要なエネルギーをいただいています。
その食べ物からエネルギーを受け取る(吸収する)のが腸です。
脳がない生物がいても、腸がない生物がなかなかいないのは、このため。
ちなみに食べても食べても全く太らない人は、食べ物から栄養を吸収する腸の働きが弱いからだと言われています。
イメージ的には、電源とバッテリーを繋ぐ導線のようなものと思ってもらえばOK。
腸内環境が悪ければバッテリーが充電しづらくなりますし、良ければバッテリーにスムーズに充電できる状態になります。
免疫向上
食べ物はエネルギーを与えてくれる反面、毒も持ってきます。
その中から取捨選択をして、悪いものを排除し、良いものだけを吸収してくれるようにするのも腸の働きの1つ。
これを腸管免疫と言い、全免疫の60%を占める大事な免疫系です。
こちらのイメージは、門番的な感じ。
腸内環境が悪ければ門番は疲弊してしまうし、良ければ門番のパフォーマンスも上がります。(職場環境みたいw)
幸せホルモン分泌
あなたが持つホルモンの1つにセロトニンというものがあります。
幸せホルモンと呼ばれており、精神安定の重要なキーです。
このセロトニンの約95%が腸内で作られており、実際に異常な行動を起こしたり、鬱気味の人は腸内環境がよろしくないんだとか。
よく「心の声」という表現がありますが、実際のところは腸が発しているのかも。
腸内環境が悪ければ気分も落ち込むし、良ければ気分がよくなります。
以上3つが腸の超々大切な役割。
じゃあどうすれば腸内環境を良くできるのか?
お次は、それを解説していきましょう。
日和見菌を味方にすべし
あなたの腸内には600~1000兆個の菌が住んでおり、その重量は1キロを超えるといわれています。
その菌を大きく分類したのが善玉菌とか悪玉菌といった、よく耳にするやつです。厳密には3つに分類されます。
・善玉菌 → 全体の15%
・悪玉菌 → 全体の10%
・日和見菌→ 全体の75%
「ん?日和見菌って何?善玉菌と悪玉菌なら聞いたことあるけど」
日和見とは、「有利なほうにつくこと、形勢をうかがうこと」という意味の言葉で、日和見菌は、その名のとおり、善玉菌と悪玉菌の優勢に立っているほうの味方をする性質を持っています。
ルパン三世における、
敵のほうが有利な状況では敵につき、ルパンが優勢になったとたん味方になる不二子ちゃん的な存在。
この性質によって、ほんの数%の差しかない善玉菌と悪玉菌は、どちらかが優勢になった瞬間に75%の不二子ちゃん達が味方につき、とてつもなく大きな力を手にします。
つまり、
普段のちょっとしたケアで善玉菌を悪玉菌より優位にすれば、一気に腸内環境が良くなるということ。
生はちみつはその栄養の豊富さから、「善玉菌を増やす」「悪玉菌を抑制する」2つの面にアプローチが可能です。
順に見ていきましょう。
善玉菌を増やすオリゴ糖
生はちみつには、生きて腸まで届く乳酸k…ではなくて、生きて腸まで届くオリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖とは、ギリシャ語で「少ない」という意味で、単糖類が結合してできる多糖類と単糖類の間の大きさの糖。
簡単に言えば、ブドウ糖よりは大きいけれど、砂糖よりは小さい感じです。
ミネラルの吸収を高める作用もありますが、何と言っても一番嬉しいのは、整腸作用。
多くの糖は腸へ届く前に消化・吸収されてしまいますが、オリゴ糖は通常の糖に比べて消化・吸収されづらいので腸まで届きます。
そして、腸まで届いたオリゴ糖は、善玉菌であるビフィズス菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに一役買ってくれるというわけ。
回転寿司でたとえると、
通常のお皿が普通の成分。後ろのほうの人には、なかなか質のいい状態で届かないやつ。
反対に、注文したお皿がオリゴ糖。他人に取られることなく後ろの人へ、鮮度のいい状態で届けることができるやつ。
てきな。
ところがどっこい、1つ残念なことがあります。
オリゴ糖にも種類があるのですが、その中で最も腸にいい働きかけをするのは、難消化性オリゴ糖という種類。
生はちみつに含まれるのは、イソマルトオリゴ糖という消化性オリゴ糖の一種で、難消化性オリゴ糖に比べて消化されやすく、その効果は薄まってしまうのです。
「なんや、大したことないんかい」
そう、オリゴ糖だけならば大したことありません。
だがしかし、大したことないのはあくまでもオリゴ糖だけだった場合の話。生はちみつは、もう1つの善玉菌のエサとなる物質を持っています。
グルコン酸も善玉菌のエサに
生はちみつが持つもう一つの善玉菌のエサが「グルコン酸」です。
グルコン酸とは、グルコースが酸化した際に生じる有機酸の一種。
オリゴ糖と同様に、胃で分解されずに大腸まで届いてビフィズス菌のエサとなるので、善玉菌を増やして腸内環境を良くする効果があります。
「有機酸のなかで唯一ビフィズス菌を増やすもの」という研究結果も。
グルコン酸は、自然界にはほとんど存在しませんが、生はちみつに含まれるのは、天然のグルコン酸という結構珍しい形です。その他グルコン酸を含有しているのは、大豆やしいたけなどの食材や、酢や味噌などの発酵食品。
生はちみつのグルコン酸含有量は、酢と共に0.3%とローヤルゼリーに続き二番目に高く、十分な効果が期待できます。
・ローヤルゼリー1.4%
・生はちみつ 0.3%
・酢 0.3%
・ワイン 0.16%
・味噌 0.1%以下
・醤油 0.1%以下
・しいたけ 0.1%以下
・大豆 0.1%以下
以上が、生はちみつの2つの成分、オリゴ糖とグルコン酸による善玉菌増加の解説になります。
酵素による悪玉菌抑制
お次は悪玉菌を、いかに抑制するかという話。
悪玉菌が増える一番の理由に消化不良があります。食べたものを消化しきれずに、体内で悪玉菌のエサとなってしまうのです。
たんぱく質を消化しきれなければ、「腐敗」
糖質を消化しきれなければ、「異常発酵」
脂質を消化しきれなければ、「酸敗」
と、三大栄養素それぞれに名前がありますが、
要は、
消化不良→腐敗→悪玉菌のエサ
ということ。
つまり、消化不良をいかに減らすかが、悪玉菌を抑制する1つのポイントとなります。
その消化に関わるのが酵素です。
酵素とは、「消化」や「代謝」といった生命活動をする上で欠かせない物質。
誰しもが一定量持っているのですが、体内にある酵素は減りはするものの、増えることはありません。年取った人が消化不良を起こしたり、代謝が落ちてくるのは、この酵素が足りない状況になるからです。
前置きが長くなりましたが、
生はちみつには、その生きた酵素が豊富に含まれています。
生はちみつは、生きた酵素を体内に送り込み、消化不良を防いで、あなたの腸内に悪玉菌が増えるのを防いでくれるのです。
以上、生はちみつによる腸内環境を整える作用でした。
おさらいすると、
・腸の役割は「エネルギーの受け取り」「免疫」「幸せホルモンの分泌」
・生はちみつのオリゴ糖とグルコン酸が善玉菌にえさをやる
・生はちみつの酵素が悪玉菌の増加を防ぐ
おすすめレシピは生はちみつヨーグルト
では、本日も最後にレシピをご紹介します。
腸内環境と言えばやっぱりヨーグルト。
生はちみつとヨーグルトを合わせて食べることは、あなたの腸内環境を格段に良くしてくれるでしょう。
善玉菌のエサとなる食物繊維を多く含むアボカドなんかも良く合うんだとか。
もちろん、そのままでも効果抜群。
私は毎朝にシナモンと一緒に舐めるのですが、朝の便通は最高ですよ。
はちみつ王子からあなたへ
腸の持つ「内臓感覚」が「シックスセンス」の正体ではないか。
そんな面白い話があります。
「シックスセンス」とは「第六感」のこと。いわゆる直感ですね。
腸は「第二の脳」とまで言われるほどなので、あながち間違いではないと思います。
毎日は決断の連続。
そんなときにあなたの「第六感」が正常に働くか否かは、腸内環境にかかっています。
ぜひ、日常生活に生はちみつを取り入れて、最高のパフォーマンスを発揮してください!