1億総バカ舌社会!美味しい≠栄養あり!あなたはそのままで大丈夫?
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あなたはあなたが食べたものでできています。
そして、そのあなたの身体を作るものの入り口が舌。
甘味=エネルギー
塩味=ミネラル
旨味=タンパク質
酸味=腐敗
苦味=毒
といった味覚によって、食べてもいいものや食べてはいけないもの、今必要なものや不要なものを全て見分けて、生きていくための安全を確保していました。
けどそれって、少し前までの話。
実は、現代人って味で食品の安全を判断できないんですよ。
目次
1億総バカ舌社会
あなたの味覚ってあなたが食べたモノで決まります。
舌の細胞の入れ替わりは激しくて、10日もすれば味蕾という味覚を司る細胞は新しくなるんです。つまり、濃いものを食べていれば濃いものになれた舌が出来ますし、薄いものを食べていれば薄味になれた舌ができるということ。
もちろん、添加物を食べていれば、添加物になれた舌ができてしまいます。
そして今の日本って街行けばコンビニがあり、いつでもどこでもスイーツやアブラまみれのチキンが食べれてしまうような状態です。外食だってお客さんに満足してもらうために、濃い味が主流。
要は、今の日本って普通に生活しているだけで、濃い味になれたバカ舌を生み出せてしまうんですね。もはや1億総バカ舌社会ですよ。
これがあなたが味で食品の安全を判断できない理由の1つ目。
美味しいは作れる
2つ目の理由は、現代科学の力を持ってすれば、美味しいものなんて簡単に作れてしまうから。
本来の人の舌は、栄養のあるものを美味しく感じるように出来ていました。身体に取り入れるものを判断する門番の役割を舌が担っている感じ。
実際に、赤ちゃんは砂糖水を含ませた脱脂綿を上げると喜びますが、苦い野菜だと受け付けません。
けど今の科学ってすごいんですよ。
いくらでも舌が美味しいと感じるものを作れるんです。
たとえば、
味◯素をかければ大抵のものは美味しくなっちゃいますし、カロリーゼロのはずなのに甘いモノを作ることだってできちゃいます。
さらに、あなたの脳が一番快感を得るための砂糖の量なども研究しつくされています。あなたにもう一度食べたいと思わせるのに適した砂糖、脂肪、塩の組み合わせも研究しつくされています。
つまりは、あなたの舌が美味しいと感じる食べ物って、本来の食べ物を使わないでも、栄養がゼロの状態でも作ることが可能だということ。
もちろんこれって良いことでもあります。美味しいものが安価で手に入れることができますし、身の回りを美味しいもので溢れさせることができるんですから。
けど、あなたが本来持っていた舌という身体の入り口のセンサーを使い物にならなくしてしまったのも事実。
美味しいものを食べていたら病気になる時代
味で食品の安全が判断できない。
これって、めちゃくちゃ怖いことですよ。濃い味に慣れすぎて薄い味に戻れなくなれば、必ず生活習慣病が待っています。
そして何よりも、「美味しいもの=栄養のあるもの」という簡単な指標が崩れ去ったのがめちゃくちゃ辛い。もはや「美味しいもの=毒になる可能性のあるもの」という風になりつつもある。
つまり、あなたがもはや役に立たない舌を頼りに食べ物を食べていたら、確実に将来お医者さんのお世話になる可能性が高くなるということ。
あなたの子供にあなたが美味しいと思うものを食べさせていたら、健康に育ってくれない可能性が高くなるということ。
正しい知識を身につける
「病気になるのなんて嫌だ!」
「子供が健康に育ってくれないなんて嫌だ!」
もし、あなたがそう思うのであれば、食の知識をつけてください。あなたが普段食べているもんがどんな風に作れらていて、どんなリスクがあるのかを知ってください。
これを知って食べるのと、知らずに食べているのでは天と地ほどの差があります。
たとえば、
砂糖について調べてみる。
たとえば、
農薬について調べてみる。
たとえば、
食品添加物について調べてみる。
もちろん、これってあくまで事の1面ですし、良い面もいくらでもあります。しかし、悪い面があるのも事実。
あなたの身体はあなたが食べたもので出来ています。ぜひ、あなたの身体を作るものはあなた自身が選択してください。あなたの大切な人の身体を作るものはあなたが選択してあげてください。
「知らなかった」と言っても誰も責任なんて取ってくれませんよ。
まとめ
・日本で普通に暮らしていたらバカ舌になるのは当たり前
・「美味しい=栄養がある」は崩れ去った
・あなたの身体を作るのは、あなたの大切な子供の身体を作るのはあなたが選んだもの
・誰も責任なんて取ってくれない