甘いものがやめられない!それならホームレスの力借りてみる?
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何となーく、食べたいという偽の食欲が出てきたとき。
甘いものが欲しくて欲しくてたまらないとき。
そんなときはね、ホームレス中学生の力を借りれば乗り切れるかも。
目次
- 目次
- 偽の食欲のトリガーだらけの現代
- 「味の向こう側」で取りこぼしを減らす
- 「味の向こう側」とは
- あなたは「快」を求め「不快」を避ける
- 「味の向こう側」の使い方
- 「快>不快」から「不快>快」へ
- まとめ
偽の食欲のトリガーだらけの現代
身体が求める本来の食欲と違う、脳が快感を求める偽の食欲。
この偽の食欲は、どれだけ気をつけていても、不意に襲ってくるときがあります。なぜなら、偽の食欲を湧かせようと食品業界があの手この手を使ってくるから。
彼らは、あなたの行動や感情、脳の仕組みを研究しまくり、あなたの潜在意識に直接働きかけるような手法も実際に編み出しています。
もちろん、決して悪いことではありません。人の行動原理が明らかになることは、必要なものを必要な人に届けることに繋がるので、それ自体は大賛成。盛大に応援してます。
しかし厄介なことに、簡単に悪用できちゃうんですよね。
たとえば、詐欺とかがこれ。
詐欺が今の世に生き残り続けているのは、人のことをよく知っているから。どうすれば正常な判断を失い、どうすれば不要なものでも買うのかを熟知しています。
ぜひともその力を、金稼ぎに使うのではなく、ほんまに惚れ込んだ商品に使ってもらいたいものです。
ま、ここで覚えておいて欲しいことは、あなたが偽の食欲を引き出されて、加工食品を食べたくなることなんて、いくらでもあるということ。
「味の向こう側」で取りこぼしを減らす
「それじゃ、偽の食欲を抑える努力なんて無駄なんですか?」
というと、そうではありません。
あなたが偽の食欲を抑える力を身につければ、食べたいと思う回数は減ってきます。
しかし、それでも取りこぼしはあります。その取りこぼしを減らすためにホームレスの力を借りようってのが、それが今回のお話。
具体的には、お笑い芸人である麒麟の田村さんの著書「ホームレス中学生」に出てくる名言、「味の向こう側」の力を借ります。
「味の向こう側」とは
「味の向こう側」とは、お笑い芸人である麒麟の田村さんの書籍「ホームレス中学生」に登場するもの。
書籍「ホームレス中学生」で話題になった言葉です。
貧乏時代は食料が少なったため、噛むことでお腹を膨らませていたと言う田村さん。白米を長時間噛むことにより白米の味がなくなり、なお噛み続けるとその先に「一瞬ふわっとした甘さ」がくるのだとか。
要するに、白米を噛み続けると、更なる旨さがあるということですね。実際、飲み込むことを我慢して噛み続けていると美味しい瞬間ってありますよ。
それと何の関係が?
と思うかもしれません。
実はね、これめちゃくちゃ使えるんですよ。
甘い加工食品を食べないためには、「味の向こう側」の白米を甘い加工食品に置き換え、「味の向こう側」という「味」ではなく、「味」の向こう側にある感情にフォーカスします。
あなたは「快」を求め「不快」を避ける
まず知ってほしいのが、あなたの行動原理。
人の行動原理は「快を得たい」という欲求と、「不快を避けたい」という欲求の2つと言われています。
この2つが明確になってれば、あなたは動きたくて仕方なくなるんですね。そして、あなたが動かないという選択をするのは、この2つが曖昧だからなんですね。
たとえば、あなたが食べ過ぎてしまうのも、食べた結果起こる最悪のコトが見えてなくて、食べなかった結果起こる最高のコトを知らないから。
こんな経験ありませんか?
食べ過ぎて体重が増えたから、ダイエットを決意した。
ほら、あなたって簡単に動こうと思えるんです。ただ、食べた結果を想像できていなかっただけで、その結果を目にすれば動けるんですよ。
「人の行動原理にある2つの欲求を想像して、行動に結びつける」ことを究極の2大欲求といいます。これは話すと長くなるなので、詳しい話を聞きたいあなたはこちらの記事をご覧ください。
「味の向こう側」の使い方
さてさて、あなたの行動原理が分かったところで、本題に。
甘いものをやめるための「味の向こう側」の使い方はめちゃくちゃ簡単。ただ、「味」の向こう側を全力で想像するだけです。
仮に、あなたがコンビニでシュークリームが目に入り、「シュークリームを食べたい!」と感じたとしましょう。
食べたいと感じたら、そのシュークリームを思いっきり見てください。そして手に触れた感触、食感、口内に広がる味、喉を通っていくところ。全てを想像してください。
そして食べ終えたときの気持ち、「味の向こう側」を想像する。
たったこれだけです。
「快>不快」から「不快>快」へ
え?そんなことしたら余計食べたくなるんじゃないかって?
確かに、このままだと美味しいというイメージが湧き、食べたくなります。
しかし、それはただの「食べる想像」。「味の向こう側」はこれで終わりじゃありません。さらに1歩踏み込んだところまで想像します。
いきますよ。
想像してくださいね。
ふわふわしたシュークリームを手に取り、かぶりつく。ふわっとしたかと思うと、口内にとろっとしたクリームが流れ込み、心地良い甘さが広がってゆく。数回噛むだけで生地は溶け口の中はクリームの甘さで満たされる。
あなたは今、めちゃくちゃ幸せな気分になっているでしょう。
まだ想像を止めないでください。
最後の1口を食べ終えて、30秒ほど経ったところまで想像し続けてください。
・
・
・
はい!
どうですか?
罪悪感出てきてませんか?
もうひとつ欲しくなってませんか?
つまり、あなたはこのシュークリームを食べても、ほんの一瞬、快感に満たされるだけなんです。ほんの少し経てば、罪悪感に駆られるか、満足しきれずさらに欲します。さらに欲してしまえば、さらに食べて、結局は罪悪感に駆られる。
哀れとしか言いようがないですよね笑
「私をこんな気分にさせるモノなんて食べたくない」そう思うところまで、食べることを想像するのが「味の向こう側」の想像。
要は、究極まで想像してしまうことで、あなたがシュークリームを食べて得る「快」よりも、シュークリームを食べて得る「不快」の方を大きくしてしまうんです。
そして、食べたくなくなったら、すぐに他の行動に移すのがポイント。いつまでもそこにいたら、また食べたくなっちゃいますからね。
信じられない?
まぁ騙されたと思ってやってみてくださいな。
やるのはタダですから^^
まとめ
・現代では偽の食欲を呼び起こそうとさまざまな情報が飛び交っている
・偽の食欲が湧くのは当たり前
・あなたの行動原理は「快を得たい」か「不快を避けたい」の2つ
・偽の食欲が湧いたら、食べたくなったものを想像で食べ切って、そのあとまでフォーカスすることで「不快」を呼び起こす
究極の2大欲求の話はこちらです。