受け取る=与える。あなたは身体の声を気持ちよく受け取ってますか?
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先日、めちゃくちゃ面白い話を聞きました。
「受け取る=与える」って話。
実は、受け取ることって与えることで、与えることって受け取ることだったんですね。
そしてこれはあなたの身体でも同じこと。
あなたは身体の声を気持ちよく受け取ってますか?
目次
とある定食屋の2つの会話
ある日、先輩のAさんと後輩のBさんグループと、先輩のCさんと後輩Dさんグループの定食屋での会話です。
ABグループ
A「今日は奢ってやるよ!」
B「え!?いやいや、そんなん悪いですよ。」
A「ええから、ええから。」
B「え、あ、じゃあこれで。(ほんまはもう少し高いのが食べたかったけど。)」
A「OK!(あ、気を使わせたな…)」
CDグループ
C「今日は奢ってやるよ!」
D「え!?まじすか!じゃあこれでお願いします!」
C「OK!」
D「ほんまにありがとうございます!(やべえ、ほんまに嬉しい!)」
C「ええよええよ(こんなに喜んでもらえて嬉しい!)」
どうですか?
ABグループの方は、なんだか気まずいですよね。
対するCDグループの方はめちゃくちゃ心地良さそう。
もちろん、これは、財布事情や二人の親密度にもよると思います。どっちが良くてどっちが悪いかという話ではないです。先輩側の所持金が少なければ、Bさんの対応の方がいいかもしれません。
あるのは、
「Aさんが奢ったことで、Bさんが食べたいものを食べれなかった」
「Cさんが奢ったことでDさんは食べたいものを食べた」
という2つの事実だけ。
感情が働くのは、あくまで彼らがそれぞれこの事実に意味づけしているからです。
けど、それでもCDグループの方が気持ちよくないですか?自分が奢る側だとC、Dグループのやり取りをしたいと思いませんか?
受け取る力
じゃあABグループとCDグループの差はなんだったのか。
それが、「気持ちよく受け取る力」です。
BさんはAさんの提案を気持ちよく受け取ることができませんでした。しかし、DさんはCさんの提案を気持ちよく受け取ることができた。
たったこれだけの差なんですね。
気持ちよく受け取ることは、与えてくれた人を喜ばせる力があります。つまり、気持ちよく「受け取ること」は相手に良い感情を「与えること」でもあるということ。
これが「受け取る=与える」って話です。
さ、長い前振りでしたが、「受け取る=与える」ということが分かったところで、本題に入ります。
あなたは身体の声を気持ちよく受け取ってますか?
「空腹=エネルギー切れ」は間違い
実は、「空腹=エネルギー切れ」というのは間違いなんです。
え?エネルギー切れじゃないのかって?
そうなんです、違ったんですよ。これを理解するためにまずは、あなたのエネルギーの仕組みを理解しなければなりません。
あなたのエネルギー源は大きく分けて2つあります。
1つは食べてすぐ使うもの。「疲れたら甘いもの」というように、主に糖分がこのエネルギーに使われます。
もう1つが溜め込んだもの。あなたの身体は1つ目のエネルギーで使わなかった分を身体に溜め込むことができ、それをいざというときに使います。いわゆる脂肪ってやつですね。ちなみに筋肉にも貯蔵されています。
つまり、食べてすぐ使うものが切れたときには、脂肪というエネルギーが働く構造になっているんですね。この溜め込んだエネルギーを使い切るなんてことはめったにありません。通常、食べなくても10日以上は生き続けることができます。
つまり、空腹とはエネルギーが切れたわけではなかったんです。
空腹とは内臓が休んでるサイン
じゃあ、空腹とはなんなのか。
実はこれ、胃が「これから休憩に入りまーす」ってサイン。
「お腹が空いた」と表現するように、お腹にある胃が空いた状態になるわけです。胃では消化に大体で3時間かかります。3時のおやつも、ちょうどお昼ご飯から3時間たったころに胃が空っぽになるから食べたくなるわけです。
しかし、あくまでも「お腹が空いた」だけであり、エネルギーが切れたわけではありません。ようやく胃があなたが食べたものを消化しきってくれただけです。
そしてその役目を終えた胃は休憩に入ります。
要するに空腹ってエネルギー切れではなく、胃が休憩しているサインということ。
身体の声を気持ちよく受け取る
空腹とは、エネルギー切れではなく、胃の休憩ということは分かっていただけたでしょうか?
なので、空腹を感じたときにその本当の意味を受け取らずに、「お腹が空いた!エネルギー切れる!食べなきゃやばい!」と勘違いしてまた食べちゃうと、胃が休まることなく働きづめになっちゃいます。
もっと言えば、腸は完全に消化しきるまでに15時間かかるので、一時たりとも休めず働き続けることとなるでしょう。
内臓を休ませないと身体には疲れが溜まっていくことに。
じゃあどうしたらいいか?
「空腹」という身体からの声の本当の意味を知ったあなたなら、もうお分かりのはず。
「空腹を気持ちよく受け取る」
ただそれだけです。
できれば18時間食べないのが理想です。しかし、それが無理なら週に1回でもいいので、18時間食べない日を確保してあげてください。
一見長いように見えますが、夜の7時に食べたら、昼の1時まで空ければ18時間。朝食を白湯に置き換えるなど工夫すれば18時間なんてあっという間です。
あなたにとって、空腹を放置するのって、もしかしたら怖いことだったかもしれません。しかし、エネルギー切れではないのだとあなたはもう知っています。だったら、身体の声を気持ちよく受け取ってあげましょう。
そして何かを食べる代わりにこう声をかけてやりましょう。
「いつもありがとう。私は空腹を心地よく感じてるから、あなた(内臓)はしっかり休んでください。」
あなたが空腹を気持ちよく受け取ることができれば、胃腸も気持ちよく休むことができます。絶対に身体も喜んでくれますよ^^
あ、もちろん他人に聞かれると変なやつと思われるんで、気をつけてくださいね笑
まとめ
・受け取る=与える
・気持ちよく受け取ることは、与えた側も気持ちよくできる
・空腹は内臓を休めるというからだのサイン
・空腹を気持ちよく受け取って、身体に気持ちよく休憩してもらおう
今回参考にさせていただいた記事です。
よかったらあなたの意見も聞いてみたい。